暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

すぐ焦る②


前回の続きです。なんでも前もって前もってやろうとしてしまう性分について。

でも、ここ5年くらいでだいぶ変わってきた、という話です。

まず待ち合わせには20分も余裕を持っていかない。

たとえば友達と11時半に待ち合わせの場合。(休日の都内だと12時にランチのお店を探し始めると難民になる可能性があるので半に落ち合うことが多かった)

朝起きて化粧をしてゆっくり服を選んで…と午前中いっぱい身支度にあてられたのは、時間と体力が潤沢にあった時代で、年々、仕事で疲れて休みの日はギリギリまで寝たい、とか、結婚して以降は一人じゃないので、家を出る前に掃除をしようとか、そもそも必要以上に早く家を出る理由を旦那さんに説明できなくて(ここに書いたようなこと、うまく言えないし、言っても、え、なんという時間の無駄…というリアクションが返ってくるだろうし)、結果、常識的な時刻に着くように行動するようになった。(※1)

社会人生活が長くなって仕事がこなれてきたのも大きいかもしれない。

仕事では、日々タスクが捌けて積み上がり捌けては積み上がりするので、一旦全部キレイに片付ける、ということが少ない。

常になにかを抱えた状態、その中で優先順位をつけて、締切の当日に仕事を片付けることも普通で、その都度極端に疲弊したりしなくなった。

ギリギリだろうがなんだろうが、ちゃんとしたものを期日中に差し出せればいい。

そんなふうに、いろんなことに対して必要以上に早く手をつけないで、最小限のエネルギーで対処するのに少し慣れてきたと思う。

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これは考えてみれば大きな変化で(変化の幅は小さいけど、変化した部分が大きくて)ちょっと自信になった。

今はコロナで色々停滞しているけど、この先も基本的になにかを抱えながら走る日々になるだろうからなぁ。

まあ今でも、ホームに着いて電車がすぐ来たらなんか落ち着かないし(できれば数分は電車を待ってボーッとしたい)、新しい体温計が脇に挟んでから思ったより早くピーっと鳴ったら「早いわ」と突っ込んだりしているけど。

仕事では上記の通りだけど、家の用事に関しては未だに「早く早く癖」が顔を出すし。

まあ、人が変わったように、中身が総入れ替え、みたいなことにはなかなかならないので、自分を買いかぶりせず、用心深く、生活していきたい。


※1  べつに、家の人には待ち合わせの時間まで詳しく言わなくても、「○時に出るよ」と出発時間だけ言うとか、また嘘の待ち合わせ時刻を言えばいいのかもしれないけど、そういったことがどうもナチュラルにできない。それ自体に神経をすり減らしてしまうので、ありのままを言う選択肢しかない。



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