暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

またスマホのこと

今日は朝からずっと曇り。昨日布団を干しておいてよかった。


スマホの及ぼす害についての本を読んで、一番納得した点は、ネット上で大小さまざまな情報を雑多に吸収する過程でその処理に脳は疲労するということ。

そのために日々のこと(勉強や仕事など)に取り組むエネルギーが知らず知らずのうちにすり減っているのだと。

 

育児で忙しくなり、スマホでニュースをザッピングしなくなってから、なんだか気分が良くなった。用事を複数抱えても、追われている感じがなくなった。用事は自分が進んでこなすもの。後回しになっちゃう、のではなく後回しにする、のだ。(結局手をつけられてないんかい、という感じだけど、それはまた別の話)

気分というのは曖昧なものだけど、自分ではっきりそう思う。漠然とした気ぜわしさがなくなり、何かに腹をたてることが減った。

育児にかなりの時間を充てているけど、せっかく育休で家に居られるのだし、隙間の時間を縫って何か学び直そうかなという意欲すら頭をもたげてきた。

 

一つ前のブログでも書いたことだけど、スマホはいろんな機能が搭載されているのが、便利なようで、よくない。

一番の問題はネットで、何か目的があってスマホを手に取っても、その前にとりあえずネットを開いて・・・というのが癖になっている。

電話なら電話機で、インターネットで調べ物をしたいならパソコンで。という風に、一つの用事に一つの道具、という従来の当たり前が、人の自然にとって無理がなく、一周して何より洗練された仕組みのように思えてくる。(そういえばシャンプー・コンディショナーのセパレート型に対してオールインワンの方が高級というイメージはないのに、無数の機能が詰め込まれたスマホは、そのようには見なされないのだな。)

 

かといって、いまさらノースマホ生活は難しい。ともに暮らす夫、実家の両親などにも面倒をかけるし、何よりこれから大きくなる我が子にスマホとの付き合い方を教えていかないといけない。

今の時点で何か良いやり方を知っているわけではないけど、とりあえず「付き合い方を考え、心して使わないといけない道具だ」ということだけはわかってきた。

あと、スマホが大人にも子どもにも魅力的なおもちゃであること、その中毒性を自覚し、それに匹敵するくらい面白いものを身の回りに絶やさないということかな。

私の場合はそれは絵や本だけど、要は、乗せられ、連れ回されるのではない、主体的な遊びが大事で、そういうものが人を芯から元気にしてくれるのだと思う。

 

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